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主に槍玉に挙げられたのは値段。当初は中型多目的戦闘機126機を購入予定だったが、ラファール1機の価格が2億800万ユーロ(約267億円)となった。そのため、インドの予算75億3000万ドル(約8355億円)では36機しか発注できなかった。その上、配備は2022年以降になる見通し。
ニュースサイト「The Hindu」によると、記者会見に出席した人びとは、ラファールの購入はインドの国益を脅威にさらし、安全保障を弱めると主張する。
多くのインド軍関係者もこの契約に不満だ。ロシアの防衛・安全保障問題を研究する戦略技術分析センターのブログ「bmpd」が海外メディアの報道を基に伝えるところ、軍飛行士はラファール36機を購入すると起きるであろう物流・サービス・財政上の問題を指摘した。
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