米議会議員、露天然ガスの代替案を語る

デビン・ヌネス米下院議員が、アゼルバイジャンからイタリアに向かうアドリア海横断パイプライン(TAP)の敷設を欧州は支持するべきだと述べた。ワシントン・エグザミナー紙が伝えている。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

トランプ大統領、EUは米国産LNGを受け入れる港を建設する用意があると発表
ヌネス議員によると、このガスパイプラインはロシア産ガスに対する欧州の依存を低下させる唯一の処方箋。TAPにより、欧州諸国、とりわけドイツは、金銭でロシアに「餌を与える」ことを止めるだろうとしている。

またヌネス議員は、このガスパイプラインにとっての唯一の障害となっているのが、同プロジェクト実現の妨害を目的としたロシアによるイタリアでのプロパガンダであるとも述べ、「アドリア海横断パイプラインの建設とともに、欧州にとっては天然ガスの供給源がもう一つ出現することになる。この事実は、ロシア産ガスに対する欧州諸国の依存を低めるだろう」と付け加えている。

しかし、イタリア政府は、TAPに対する需要の欠如を理由に、同パイプラインが無意味であるとして、このプロジェクトに抵抗している。米トランプ政権は、建設費用が52億ドルと評価されているTAPについて、「ノルド・ストリーム2」に対し平衡を保つものとみなしている。

関連ニュース

トランプ氏の「ノルド・ストリーム」批判 露大統領府がコメント

コメント