ウクライナ元首相、新憲法制定を提言

全ウクライナ連合「祖国」総裁のユーリヤ・ティモシェンコ氏はフェイスブック上で、ウクライナ憲法の改正が必要であるとの考えを明らかにした。
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ティモシェンコ氏によると、新憲法下ではウクライナ国民が同国政府に対する主導権をもつ。

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ティモシェンコ氏は、現行憲法には不適当な事項が記載され国民の利益が考慮されていないと主張した上で、「独立後27年間にわたり、誰かがウクライナ国民の代表という名のもと、同国の国民という立場を利用して声明を発してきた。行動するときがきたのはこのためである。新憲法を制定し、国はそれに従う必要がある」と述べた。

ティモシェンコ氏はまた、「1787年に採択されたアメリカ合衆国憲法には『われら合衆国の国民は』と記載されており、フランス共和国憲法も『フランス国民は』から始まっている。1996年に可決された我々の憲法の記載『ウクライナ全民族の代表であるウクライナ最高議会は』により、国民は従属的役割を強いられている。違いがわかりますか?」と強調した。

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