トランプ氏 民主党員らの機密の文通はウィキリーク暴露まで知らず

トランプ米大統領の弁護士団の一員のルドルフ・ジュリアン氏は、2016年夏にウィキリークが暴露するまでトランプ氏は民主党国家委員会のメンバー間の秘密のメールのやりとりの事実を知らなかったことをあきらかにした。ジュリアン氏が14日、CNNの番組に出演した中で明らかにした。秘密のやり取りについては以前、ホワイトハウスの元職員オマロサ・マニゴールト氏はトランプ氏は知っていたと発言していた。
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ジュリアン氏はマニゴールト氏の発言にコメントを求められると、「絶対に間違いないが、彼女は嘘をついている」と述べ、「トランプ氏の選挙活動には、私は彼女よりもずっと近い存在だった。2016年6月から11月までほぼ24時間体制で選挙活動に関わっていたからだ」と説明している。

ジュリアン氏は「ウィキリークスが最初に暴露したのは2016年7月でこれはみんなにとって不意打ちだった。トランプ氏は私を呼んで、この先も暴露は続くのかと尋ねた。私はこれにわからないと答えた」と語っている。

2016年7月、ウィキリークスのサイトには民主党国家委員会の職員間のメールのやり取りが暴露された。メールには民主党が大統領選挙活動でクリントン氏を積極的に支援し、同じく民主党からの出馬でクリントン氏の主要なライバルだったバーニー・サンダース候補の出馬資格無効を狙うことが書かれていた。

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