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同紙によると、49歳のこの女性は、腹部の痛みを訴えて医師に相談。当初は骨盤の器官の炎症が疑われたが、レントゲン検査の結果、胸腔に黒い影があることが分かった。CT検査により、右肺の下の部分に異物があることが確認された。内視鏡による手術の過程で、該当部分からペンのキャップ1つが取り出された。
女性は、9歳の時に学校で、一緒に机に向かっていた生徒と遊んでいた際に、キャップを偶然飲み込んだと証言している。当時、親戚らが女性を病院に連れて行ったが、医師らは目立った症状を発見できず、キャップが既に体内から排泄されたと結論付けた。実際には、キャップは肺の中に残り、女性が30歳の時から患ってきた咳の発作の原因になったとみられている。