米、ウクライナによる中国へのエンジン輸出は裏切りと批判

ワシントン・タイムズ紙は、ウクライナが練習機用に、「Motor Sich 」社製の国産エンジンを中国に供給したことを受けて、米専門家らは裏切りだと避難していると報じた。ワシントン・タイムズ紙は世界平和統一家庭連合(統一教会)が創刊した新聞。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

同紙によると、2016年、「Motor Sich 」社は練習機「JL-10」12機用にエンジン20個を供給。契約は3億8千万ドル(約42億円)で250個の航空エンジンを供給するというもの。

ワシントン・タイムズ紙が指摘するところ、過去10年間にわたりジェットエンジンは中国航空産業の弱みだったため、中国はロシアやウクライナでエンジンを購入していた。

中国専門家で上院外交委員会の元顧問であるウィリアム・トリプレット氏は、ウクライナが中国のエンジン製造問題解決を手助けしていると指摘。また、「Motor Sich 」社の製品が中国に輸出されていることが明らかになったのは、米国がウクライナへの軍事援助として2億ドルの拠出を決めた1ヶ月後のことだという。

関連ニュース

コメント