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トランプ大統領は、「なぜ私が各国首脳と会談するのか。なぜ私がそのために時間を無駄にするのか。そういったことを質問する者が多々見受けられる。幾度となく述べてきたが、答えは重要であると考えているからだ。大統領たるもの、各国首脳と会談を行わなければならない。失うものは何もないが、得るものは多い。それはシンガポールで起きた。金正恩氏との間で起きたことを思い出していただきたい。我々にミサイルや核兵器を飛ばす者は誰もいない。その他の恐ろしいことも起きていない」とツイートした。
トランプ大統領はまた、「我々は先にプーチン大統領とすばらしい会談を行った。多くのことが実現された。各国首脳との会談、それはマイナスではなくプラスだ。何も悪いことは起こらないが、事は前向きに進んでいく。もっとも、大統領が自身の行いを把握していればの話であるが」と述べている。
シンガポールで6月、歴史上初となる米朝首脳会談が行われた。トランプ大統領は会談を終えて、北朝鮮と具体的な文書に署名し朝鮮半島における非核化は「極めて迅速に」進んでいるとの声明を出している。一方で金正恩朝鮮労働党委員長は、同大統領との共同声明の署名は二国間関係の「新たな始まり」であると評価し、北朝鮮における今後の大きな変化を約束した。
一方、フィンランド・ヘルシンキでは7月16日、露・米両首脳による初の本格的な会談が行われた。両大統領は最初、2時間超にわたって一対一で会談した後、拡大メンバーによる代表団同士が会談し、その後、記者らの質問に答えた。