トランプ大統領「我々の敵は同盟相手よりも米に対し良い態度」

米国の敵は同国政府の同盟相手よりも同国に対し良い態度で接しているとの見解を、トランプ米大統領が21日、ウェストバージニア州で自らの支持者らを前に演説した際に示した。トランプ大統領の演説は「C-SPAN」テレビが中継した。
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トランプ大統領は、米国が抱えるかなり大きな対中貿易赤字の話題を含めて語り、「中国に対してだけではない、全ての国々に対して、我々のもとでは一方通行の道路が出来上がりつつある」と述べ、「我々の敵は、我々の同盟相手よりも良い態度で我々に接している」と断定した。

トランプ大統領は6月15日、米国の知的所有権と科学技術を中国が盗んでいるとの主張に関連し、また中国政府が不公平な貿易慣行に頼っていることも理由として、中国からの500億ドル相当の輸入品に25%の関税を米国が導入すると発表。中国政府は即座に、米製品に対応する関税による報復を行った。

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