トランプ氏の元個人弁護士、トランプ氏の指示を認める

トランプ大統領の元個人弁護士マイケル・コーエン氏が、選挙資金法違反などの8つの罪を認めた。CNNが報じた。
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CNNによると、コーエン氏は21日、裁判所に出廷し、2016年の米大統領選挙中に「選挙の候補者」の指示を受けて、同候補者に害を与える可能性のある情報を隠蔽したと証言した。

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コーエン氏の弁護士ラニー・デイビス氏はその後ツイッターで、コーエン氏は「ドナルド・トランプ氏が選挙に影響を与える目的ために2人の女性に支払いをして罪を犯すよう彼に指示したことを宣誓して証言した」と「選挙の候補者」が誰なのかを明確にし、「これらの支払いがマイケル・コーエン氏にとって犯となるならば、なぜドナルド・トランプ氏にとっては罪にはならないのか?」と指摘し、コーエン氏には「ストーリーの残りの部分を語るチャンスがある」と伝えた。

コーエン氏は、脱税や2000万ドル超の銀行詐欺、選挙資金法違反などの罪に問われている。

連邦捜査局(FBI)は4月、コーエン氏の事務所や自宅を家宅捜索した。押収された資料には、トランプ大統領との関係に対する口止め料として元ポルノ女優ストーミー・ダニエルズ(本名ステファニー・クリフォード)氏にコーエン氏が支払った資金に関する文書があったとみられている。

21日、コーエン氏はFBIとの司法取引に応じた。取引条件に基づき、コーエン氏には3~4年の禁錮刑と罰金が科せられる可能性がある。

コーエン氏は、司法当局との合意の一環として、ロシアが米大統領選挙に介入したとされる問題でも当局との協力に同意する可能性がある。

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