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同庁は、急性でウイルス性のA型肝炎が突発したことを理由に、有限会社「日産マニュファクチャリングRUS」と有限会社「トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ロシア」の各工場にある社員食堂を一時的に閉鎖。同庁のウェブサイトに発表が掲載されている。これに関連して、同庁が複合的な予防・消毒措置を実施している。
ボトキン記念病院には、2週間で29人が搬送され、そのうち18人で「A型肝炎」の診断が確認された。残りの患者についての分析結果はまだ用意できていないと、保健委員会で明らかにされている。
2つの工場で給食を提供しているのは、有限会社「eMeFSi」。ロシア消費者庁は、同社の複数の従業員が「ウイルス性のA型肝炎に対する接種を受けておらず、定められている基準に従って受けるべき、腸におけるウイルス性感染症の検査を受けていなかった」と指摘している。今回の事案について、検証が行われている。