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火山の「音楽」で噴火予測へ【動画】

5月から噴火を続けるハワイのキラウエア火山は現在、その「音楽」も研究対象となっている。火山学者は火山が出す特有の「声紋」に注目した。これは火山活動度の大きな変化を監視する助けになる可能性がある。
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研究チームが火山の「音楽」と呼ぶものは、火山が超低周波で出す大量の轟音。これは人間の可聴域より少し低い20Hzの低周波音で、火山口近くに特別なマイクを設置することで監視できる。音に関する追加情報により、次の噴火が起きるタイミングを予測する可能性を与える。噴火の期間に、「音楽」の音は大きくなる。火山学者はこれを1998年、日本の桜島で起きた噴火と2015年にエクアドルのコトパクシ山の噴火の例で確認できた。

個々の火山は特有の低周波「声紋」を持つ。その声紋が明らかになると、信号の変化により、火山学者は噴火に繋がる動きがクレーター内部で起きている可能性があると考えられる。

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