独外相、米国との関係見直しへ

ドイツのハイコ・マース外相は、米国との新たな外交戦略を提示する意向を明らかにした。ドイツ通信社(DPA)が伝えた。
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マース外相は25日、「欧州・大西洋パートナーシップを見直す必要性が生じたのは今になってのことではない」と述べた上で、新戦略の推進に向け米国との新たな協力関係の土台としてのバランス外交を提案し、ドイツの外交政策の主たる目的は強力かつ自由な欧州を築くことにあるとの考えを示した。同外相はまた、米国が「レッドライン」を超えた場合には、欧州は団結して対抗する必要があると指摘した。

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米国とEU(欧州連合)の関係は米国のイラン核合意離脱、および欧州から輸入される鉄鋼・アルミニウムに対する関税導入を背景に悪化した。EUは米国の二次制裁の域外適用に対抗するため、欧州理事会規則の付則を改定した。同付則の改定は7日に発効した。

EUはまた、米国製品に対して25%の対抗関税を発動している。

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