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メラニア夫人はシャベルと苗木を手に、3分弱の庭仕事に精を出す姿を撮影すると、さっさと日陰に身を隠した。
「歴史的記念物のためにもうひとつ場所を設けた。これは大きな名誉。特別な日だわ。今日、私たちは素晴らしい樹木を植えたの」とメラニアさんは自身のインスタグラムに記している。
ところがこれを読んだ全員がファーストレディーの優美なファッションに感嘆の声をもらしたわけではなかった。逆に多くの人は、メラニアさんはどうしてピンヒールを選んだのか、なぜスポーツパンツではなくおしゃれなスカートを着用したのか、頭をひねっている。
「ここまで現実と乖離したファーストレディーは未だかつていなかった」 (Lol that's fucking hysterical! Never has a First Lady been so out of touch with reality) とコメントしたのはニックネーム「p ギアンナンゲリ」さん。
メラニア夫人の装いは今までも幾度もマスコミやSNSに話題を提供している。この6月、親と離別した移民児童保護センターの訪問でメラニアさんが着たジャケットには「本当のこというと、私はどうでもいいわ。あんたは?」(I really don`t care. Do U?)とプリントされており、これが社会に痛烈な議論を巻き起こした。
メラニア米大統領夫人
© AFP 2023 / MANDEL NGAN
7月に夫に連れ立って、プーチン大統領との会談にヘルシンキを訪問したときのメラニアさんの服装も、あまりにも防寒対策が効いており、これも周囲を驚かせた。27度の暑さのなか、メラニアさんはグッチのコートを着ていたのだ。リテイラーのサイトでは同じコートは3700ドルで売られている。