北海道とサンクトペテルブルク、互いにより近い存在へ

2017年の総計で、日本を訪れたロシアからの観光客の数は約8万人に上った。これは、2016年よりも40%多い数だ。ロシアから日本への観光推進を促したのは、何よりもまず、2国間におけるビザ制度の緩和だ。一方で、日本人観光客の間で最も高い人気を博しているのは、モスクワと「北の都」、サンクトペテルブルクである。今後、サンクトペテルブルクは日本に、より正確に言えば、北海道により近い存在となる。それが何故なのか、スプートニクがお伝えする。
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近いうちに、観光事務所「Visit Petersburg」が北海道に開設される。これについては、札幌で北海道の高橋知事と共同で開いた記者会見で、ペテルブルクのポルタフチェンコ知事が表明した。ポルタフチェンコ知事によれば、2つの地方には、他ならぬ観光方面の発展に関して巨大な潜在力があるという。

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観光事務所「Visit Petersburg」の開設については、サンクトペテルブルク観光発展委員会のパンケヴィチ委員長が、スプートニクに対して以下のようにコメントした。「2016年、最初の『Visit Petersburg』事務所が北京に開設され、欧州初の情報センターである『Visit Petersburg』が2017年に設置された場所はパリだった。また、『Visit Petersburg』事務所は、香港やテヘラン、台北、デリー、ムンバイ、ライプツィヒで順調に活動している。そして今後、観光事務所『Visit Petersburg』が遂に日本の北海道に置かれることになり、我々は非常に喜んでいる」

「Visit Petersburg」事務所を訪れることで、日本のツアーオペレーターは旅行産業におけるロシア側パートナーとの関係を容易に作ることができるようになるが、同事務所は何よりもまず、潜在的な日本人観光客にとって有益なものとなるだろうと、パンケヴィチ委員長は指摘する。「まさにこの場所で、ペテルブルクまでどれほど速く、そして余計な費用を支払わずにたどり着けるかを知ることができる。『Visit Petersburg』事務所の職員が、好みと予算に応じて、どのような名所やカフェ、公園を訪れたら良いか、どのようなホテルに泊まれば良いかについてアドバイスを行う」

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2017年には、およそ2万5千人の日本人観光客がペテルブルクを訪れた。これは、他の国々からの旅行者の流れと比較して非常に少ない数だ。「Visit Petersburg」事務所の開設が、この状況を改善させるかも知れない。

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一方、高橋知事はポルタフチェンコ知事との会談で、北海道は自らの自然の美しさを誇りにしており、もし北海道とサンクトペテルブルクが観光分野での関係を発展させていけば、両地方の住民は互いをより良く知ることができるだろうと指摘した。

このことは、サンクトペテルブルクに間もなく、日本側の観光事務所「Visit Hokkaido」も設置されることを期待するきっかけを与えるものだ。このような事務所がペテルブルク市民の間で必要となることに疑いの余地はない。なぜなら、日本に対するロシア国民の関心は、常に極めて大きいからだ。

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