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マクロン氏は、欧州と米国、またロシアとの関係を含む数多くの問題について協議したと語った。
マクロン氏は「我々は、欧州に戦略的かつ防衛的な自治権があることを願っており、数か月前にサンクトペテルブルクで私が話したように、広い意味で欧州の安全保障アーキテクチャを再構築するためには、ロシアとの関係を再解釈する必要がある」と述べた。
マクロン大統領は、欧州は「冷戦後のロシアとの関係を完全に見直す必要がある」と強調し、戦略的パートナーシップの確立はロシアとEUの関係を安定させるだろうと指摘した。
またマクロン氏は、ミンスク合意の履行がロシアとの協力発展を促進するとの考えを表した。
2015年、欧州安全保障協力機構(OSCE)および承認されていないドネツク人民共和国ならびにルガンスク人民共和国参加の下、ウクライナ東部での軍事紛争のデスカレーションを目的に、ドイツ、フランス、ウクライナ、ロシアの指導者がミンスク合意に至った。
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