スノーデン氏の恋人が明かす 世界一有名な「スパイ」とのモスクワ生活【写真】

現代のスパイの中で最も世界に知られるエドワード・スノーデン氏は、米国家安全保障局(NSA)と中央情報局(CIA)の職員であった当時、米国諜報機関が国民を追跡している事実を世界中に暴露したために、30歳の誕生日を目前に控えて祖国を追われる身となった。
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スノーデン氏はこの暴露で文字通り逃走生活に突入。まず香港に逃げ、そこからモスクワへとたどり着き、シェレメーチエヴォ空港のトランジットゾーンで5週間以上の期間を滞在し、各国を相手に政治亡命申請を試みたあと、最終的にロシアへの政治亡命申請が受理され、現在は居住許可を取得している。

スノーデン氏はモスクワで生活をしている。取材には、自分は一般人と変らず、モスクワの地下鉄を利用しているので、簡単に見かけることができ、普通のマンションを借りて、恋人のリンゼイ・ミルズさんと暮らしていると語っている。

とはいってもスノーデン氏は生活の細部を明かすわけにはいかない。このためスノーデン氏の生活に関する情報はごく限られている。ところが代わりにリンゼイさんのほうは旅行や普段の暮らしぶりなどをふんだんに公表している。

リンゼイさんはスノーデン氏の35歳の誕生日の6月26日、自身のインスタグラムにモスクワのアパートとモスクワ川沿いにあるファッショナブルな高層階のレストランで撮影された写真を公開した。写真からレストランはモスクワが一望できるロシア科学アカデミーの22階にある「スカイラウンジ」だと推測できる。見事な夕焼けから恋人たちはここでディナーを楽しんだに違いない。

リンゼイさんのインスタからは、ふたりは一緒に自由に、そして精力的に旅をし、散策をエンジョイしていることが読み取れる。リンゼイさんのインスタはまだ多くの人に知られていないロシアの美しさ、楽しさを伝えてくれている。

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