ソチの航空機火災 乗客が当時の状況を語る

ソチ国際空港に着陸したUTエアーのボーイング737-800機で1日、火災が発生した。乗客の1人であったリナート・ヤクボフ氏がロシアメディアに当時の状況を語った。
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ヤクボフ氏によると、パイロットはソチの悪天候を伝えるアナウンスを出していた。着陸進入の最終段階に入ることも困難で機長は何度かゴーアラウンドを繰り返していた。着陸は無事成功したかに思われたが、機体は傾いていた。

ソチ ボーイング機で火災 乗客18人が負傷【動画】
ヤクボフ氏は、「乗客は事故が起きたことをすぐには把握できていないようだった。着陸時には拍手まで起こっていた。しかし、間もなくして機体が傾いた。機長は火災が発生したため緊急避難が必要であるとアナウンスした」と語った。

ロシア運輸省によれば、悪天候の条件下で着陸した機体は滑走路からはみ出し、滑走路終端から200メートルほどオーバーランした。これにより機体は大きな損傷を受け火災が発生した。機内には乗客164人、および客室乗務員6人が乗っていた。犠牲者はいないものの、18人の負傷者が出ている。

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