トルコがシリア国境に軍事機器を配置転換 トルコ紙が報道

トルコ軍はシリアとの国境付近に軍事機器を配置転換し始めた。地元のヒュッリェト紙が報じた。
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ヒュッリェト紙の報道によれば、4日午前にはトルコとシリアの国境付近を戦車、榴弾砲の載せた8台の輸送車が通過している。

トルコ軍部内のヒュッリェト紙の消息筋はこの軍事機器の配置転換を安全保障措置によるものと説明している。トルコ政権は、シリアのイドゥリブ県にシリア政府軍が進軍した際に新たに難民の群れがトルコ側に押し寄せるものと予想しており、戦車M‐60は、これを食い止める目的で配置換えがなされている。

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トルコは一方でシリア国境にあるアトメ難民キャンプを拡大し、以前に設置されたイドゥリブの紛争の段階的縮小ゾーンをコントロールするための監視所を12か所設置した。

最近のイドゥリブ情勢は緊迫化が進んでいる。露国防省の発表によれば、シリア政府軍を弾劾する目的で、テロ組織「タハリール・アル=シャーム」(ロシアでは活動が禁止)が一般市民に対する化学兵器を用いた煽動を準備している。

解放の進むシリアの中でも北部のイドゥリブ県は唯一、違法な武装勢力の掌握下にある。

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