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ペスコフ報道官は、「この問題については、処理することが不可欠だ。我々は、シリア軍がこの問題の解決に向け準備しつつあることを知っている。だが、シリア情勢全てにとって非常に危険で否定的な潜在的可能性に注意を払うことなく、何らかの警告を簡単に表明することは、恐らく、不完全で非包括的なアプローチだ」と述べた。
また、ペスコフ報道官は、イドリブ県における情勢が、ロシア・トルコ・イラン3カ国によるシリアに関する首脳会談の主要議題の一つになると明らかにした。同首脳会談はテヘランで7日、3カ国の大統領らが参加して行われる。
解放の進むシリアの中でも北部のイドリブ県は唯一、違法な武装勢力の掌握下にある。最近のイドリブ情勢は緊迫化が進んでいる。
ロシアのラブロフ外相は先に、シリアのイドリブで化学兵器を使用した挑発行為が計画されていることに疑いはないと述べた。ロシア国防省は、巡航ミサイルを搭載した艦船や航空機が中東地域に集結していると発表した。なお米国防総省は、戦力増強を否定した。
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