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ウクライナでは来年3月に大統領選が、秋には議会選が予定されている。コーツ長官は先に、ロシアが2016年米大統領選への介入のみならず、今年11月の米議会選にも介入を試みようとしていると非難した。
コーツ長官は国家安全保障会議の場で、「ウクライナ政府が2019年の大統領選に向けて準備を進めるさなか、ロシアは同国政府が政治的均整を失うことを目的として、軍事的抑圧、殺害、サイバー空間における活動等、ありとあらゆる策を講じている」と述べた。
ウラジーミル・プーチン露大統領に関してコーツ長官は、「プーチン大統領は再選を果たしたが、経済の停滞、制裁、および米国をはじめとする敵対国からの批判に直面している」と述べた。同長官はまた、ロシアにおける経済状況の悪化を指摘し、そのことがロシアの西側諸国に対する敵対を強めることに自信を示した。