サウジ、冗談を理由にした投獄を法制化

宗教をテーマとした風刺的な投稿を理由に、SNSユーザーが投獄されることを可能にする新たな法律が、サウジアラビアで導入されたと、同国検察庁のツイッターで述べられている。インディペンデント紙が伝えている。
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同庁では、「嘲笑や愚弄、挑発を含み、公共の秩序や宗教的価値、公共の倫理を侵害するコンテンツを、SNSを介して作成し、拡散させることは、サイバー犯罪とみなされることになる」と明らかにしている。

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ネット上におけるこのようなコンテンツの拡散と「公共の秩序に対する侵害」について有罪と認められた人々は、最大5年の刑期で刑務所に送られる可能性がある。そのほか、このような人々は300万リヤル(80万ドル)の罰金を支払わなければならなくなる。

同紙は、サウジアラビアのブロガーが2012年、サイバー犯罪とイスラム教侮辱の罪で10年の服役と1千回の鞭打ちの刑を言い渡されたと指摘。また、全ての中東諸国の中でサウジアラビアの住民は、SNSを最も積極的に利用している国民の一つだとしている。

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