学者らがアルツハイマー病の発症と悪い眠りとの危険な関係性を明らかにした

米ジョンズ・ホプキンズ大学の学者らは、日中に何度も眠気を感じる人はアルツハイマー病の発症リスクが3倍高いことを明らかにした。同大学のサイトに、この研究に関するプレスリリースが掲載された。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

学者らは、16年間にわたって自身の健康状態について報告した123人のデータを分析した。

クモの毒は脳細胞を死から守る
結果、日中の眠気を訴えた人は、神経細胞の死滅を引き起こすアルミノイドβタンパク質の脳への蓄積が約3倍であることが明らかとなった。アルミノイドβタンパク質は、アルツハイマー病発症の主な要因の一つ。

なお学者らは研究について、悪い眠りはアルツハイマー病の発症を促進する可能性があるという仮説の確認にすぎないと考えている。

関連ニュース

いびきと認知症の関係を発見と研究者

うつが脳に与える破壊的な影響が明らかに

コメント