タイ、サッカー少年の洞窟からの救出劇が映画化へ

タイ出身の映画監督のトム・ウォーラー氏は、6月に長期にわたってタイのタムルアン洞窟に閉じ込められた地元サッカーチームの12人の少年とコーチの事件を映画化する。作業は11月に開始される。
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映画のタイトルは『洞窟』。トロントの国際映画祭にはすでに制作プロジェクトが提出されている。ウォーラー監督はシナリオは大筋で出来上がっていることを明らかにしているが、製作費および俳優構成については不明。

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バンコクポスト紙によれば、現在、プロデューサーらは事件現場となっ洞窟を含め、タイ領内での映画撮影の許可を申請中。制作は米テレビ局「ピュア・フリックス・エンターテイナメント」が行う。

6月23日、タイのサッカーチームの少年12人とコーチ1人が行方不明になった。少年とコーチは大雨で増水した全長およそ7キロのタムルアン洞窟に閉じ込められていた。捜索活動は10日間にわたって続けられた。なお全員無事で発見されたが、お腹を空かせて衰弱していた。

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