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歌舞伎公演は、2018年の露日交流年の文化事業の一環。
なお今年は、歌舞伎のソ連公演が初めて行われてからちょうど90周年にあたる記念の年。ソ連時代の1928年にモスクワとレニングラード(現サンクトペテルブルク)で初めて歌舞伎の公演が行われた。
歌舞伎のソ連公演を企画したのは、外交官のイワン・マイスキー。マイスキーは1927年から1929年まで在日ソ連代表部の顧問を務めていた。日本の演劇は外国人にわかりづらいとの懸念から、音楽、舞踊、演技の総合芸術である歌舞伎が選ばれた。また当時、歌舞伎は英語のリブレットを持つ唯一の日本の劇場だった。
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