スプートニク日本
学術誌サイエンスによると、マディソン校のサイモン・ギルロウ教授(植物学)が説明するところ、昆虫が植物を食べると、損傷部位と全体で防御システムが機能する。研究では、蛍光タンパク質を用いて、外部からのストレスに反応してシグナルが植物内部を移動する様子を観察した。
チームはその様子を映した動画を公開。動画では蛍光タンパク質が損傷部位から秒速1ミリメートルの速度で植物内部に行き渡る。これは、動物のシグナル伝達より遥かに遅い。動物の神経信号は最高秒速120メートルに達する。だが、植物にとってこれは超高速だ。