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マヤ文明の貴重な祭壇が見つかる

グアテマラ北部の発掘調査で、考古学チームが古代マヤ文明の貴重な石の祭壇を見つけた。遺物には、6世紀中旬におけるカーヌル(Kaanul)王国の支配者の政治を物語る文章が掘られている。科学ニュースサイト「Phys.org」にプレスリリースが掲載された。
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科学ニュースサイト「Phys.org」によると、祭壇はジャングルにある古代マヤの遺跡ラ・コロナの神殿で見つかった。ラ・コロナは1996年に発見された。石灰岩製の板は縦1.46、横1.2メートル。重さは1トンを超える。遺物には544年5月12日のものとされる古代マヤの形象文字が刻まれている。

研究チームによると、今回の発見は、カーヌル王朝がムトゥル王朝の土地へと領土を成功裏に拡大していたことを証明している。

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