アマゾン社員らが収賄 機密の販売情報を売却

米国の大手ECサイト「アマゾン」の社員らが賄賂を受け取って機密の販売情報をネットショップに渡し、否定的な内容のレビューを削除していたことが明るみになった。コンピューター機器に関する米ウエブサイト「ヴェルジェ」が報じた。
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内部調査によれば、アマゾン内には詐欺グループが存在する。こうした詐欺集団は300ドルを受け取ることと引き換えに、出展のインターネットショップへの否定的なレビューを削除し、そうしたレビューを書いた消費者のメールアドレスをショップへと渡して、販売情報も漏らしては他のライバルショップに対して優位に立てるよう計らっていた。

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こうした詐欺行為が頻繁に行われているのは中国だが、お家元の米国でもアマゾン社員の買収はよく行われている。事態を受けてアマゾンでは社員のアクセスできる情報を調べ、制限するシステムを導入する。

アマゾンは先日、ナスダックでの時価総額1兆ドル突破を記録したばかり。1兆ドルの時価総額を超えた企業は史上3社しか存在しない。アマゾンの前にはApple社が1.1兆ドルを記録し、この指標を突破している。

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