タイ洞窟の救出作戦のダイバー イーロン・マスク氏を告訴

英洞窟学者でダイバーのヴェルン・アンスワースは米カリフォルニア裁判所に対し、 米企業家のイーロン・マスク氏を名誉棄損で告訴し、賠償の支払いを要求した。アンスワース氏は、タイの洞窟で遭難した少年らの救出作戦に参加していた。
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アンスワース氏の提出した訴状には「7月15日から8月30日にかけマスク被告は、自身の電子メールボックスとツイッターを利用し、アンスワース氏を小児性愛と誹謗するなど、同氏に対して故意に虚偽と中傷を行った」と書かれている。

アンスワース氏がマスク被告に請求した賠償額は7万5千ドル。ただし訴状にはもし裁判所が正当と認めた場合には、それ以上の金額を要求すると書かれている。

以前、アンスワース氏は、洞窟から少年たちを救出する際にマスク氏から小型潜水艦の使用を提案されたものの、それは同氏の「PR用」であり「小型潜水艦はもっと深いところで使うべき」と伝えたと明かしていた。

その後、マスク氏はアンスワース氏を侮辱的に「小児性愛者」呼ばわりしたものの、後に謝罪していた。

6月23日、タイのサッカーチームの少年12人とコーチ1人が行方不明になった。少年とコーチは大雨で増水した全長およそ7キロのタムルアン洞窟に閉じ込められていた。捜索活動は10日間にわたって続けられた。なお全員無事で発見されたが、お腹を空かせて衰弱していた。

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