南北、非武装地帯からの軍人退去開始を決定

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と韓国が、非武装地帯(DMZ)から軍人らを退去させること、及び境界線上の地点である板門店の要員を武装解除することを決定したと、朝鮮半島2国家間の軍事分野における合意で述べられている。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

北朝鮮、原子炉解体に同意
この文書には、韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩委員長が同席する中、両国の国防相らが署名した。

文書では、「双方は、DMZから監視所を完全に撤去させるための実験的措置として、1キロよりも近い距離にある南北の(複数の)監視所を完全に撤去することで合意した」と述べられている。また、合意では、境界線上の地点である板門店にある「共同警備区域(JSA)」の非武装化に関する双方による決定も見越している。

両国はまた、DMZ付近での大規模な砲撃演習と軍用機の飛行を11月1日から中止することでも合意した。

関連ニュース

北朝鮮、東倉里のミサイル実験場の永久閉鎖 南北首脳会談

韓国大統領、金委員長による年末までのソウル訪問に期待

コメント