防衛省、極超音速ミサイル開発 敵基地攻撃能力懸念も

防衛省は、マッハ5以上の速度で飛行し、相手のレーダー網などをくぐり抜ける「極超音速巡航ミサイル」の開発に乗り出す。
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2019年度予算の概算要求に、極超音速を生み出す特殊なエンジンの技術研究費として64億円を計上した。

核兵器に代わる次世代兵器とされており、相手のミサイル発射台などをたたく「敵基地攻撃能力」保有につながるとの懸念が強まる可能性もある。

極超音速の兵器は米国や中国、ロシアが開発を競う。防衛省は、島しょ防衛のための対艦ミサイルなどへの使用を想定。「既存の対艦ミサイルの能力向上が目的で、米国などとは用途が違う」と説明している。

(c)KYODONEWS

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防衛省は8月末に来年度の予算概算要求で過去最高の5兆2900億円で調整を開始している。

これには 新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の取得経費、F35Aの追加の取得費用、イージス艦に搭載する新型の迎撃ミサイル「SM3ブロック※2A」の取得費用が含まれている。

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