不良品iPhoneを買わされたモスクワの女性 Apple社から20万円の賠償を勝訴

モスクワ裁判所は、iPhone7の不良品によって精神的苦痛を受けたとする原告の訴えを認め、Apple社に対して約12万ルーブル(およそ20万円)の賠償金の支払いを命じた。
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原告のクリスティーナ・トカルチュクさんは、Apple社が自分が購入したiPhone7の修理を行わず、新品との交換を拒否したため、Apple社を相手取り、購入の際に支払った6万9千ルーブルと、違約金の3万8千ルーブルのほか、精神的苦痛を受けたことへの賠償金と提訴費用の半額の1万5千ルーブルの支払いを求め、モスクワ裁判所に提訴した。

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原告の話ではiPhone7は購入から1年もたっていないにもかかわらず、突然電源が切れた後、どうしてもスイッチが入らないようになってしまった。

Apple社製品の保証期間中の修理を公式的に受け持つサービス会社は、トカルチュクさんに対し、この電話機は修理不可能として交換に別の電話を提供したが、その交換品はトカルチュクさんいわく「箱もなく、どう見ても新品ではなかった。」

こうしたやり取りの後、トカルチュクさんは司法の場に訴え、裁判所もトカルチュクさんの側についた。

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