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ぜい弱性により、通貨を採掘(マイニング)するマイナーは、取引を2度利用しようとする悪質なブロックを作成できる。ブロックとは、一定期間に行った取引データの単位で、ブロックチェーンを構成する。そしてこのブロックはネットワーク全体に広がっていき、ネットワークをダウンさせる可能性がある。
このバグはビットコインのプロトコルではなく、コミュニティの約95%が利用するソフトウェア「Bitcoin Core」で発見された。
幸い、こうした攻撃は行われていない。ぜい弱性を発見した匿名の利用者は、「Bitcoin Core」の開発チームに、潜在的な脅威を報告した。