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ところが、地元のラジオRPP局の20日の報道によれば、出馬届が出された後、選挙管理委員会に対して他の立候補からサンチェス氏は市長選出馬にふさわしくないとして、立候補を受理しないよう要請が入った。その要請をかけた立候補者の名前もまたレーニン・ウラジーミル・ロドリゲス・ヴァルヴァルデ氏。
サンチェス氏は右派政党「我々はペルー」所属。ご本人は「私はよいヒトラー」だと胸を張って主張している。
サンチェス氏は2011-2014年にも中道政党「ペルーの可能性」から出馬してユンガス市長を務めた。本人はライバル候補たちは常に自分の名前を差別の材料にしようとしてきたとして、「おそらく父は外国語の響きがあると思ってこういう名をつけたのだろう。彼はヒトラーの歴史を知らなかった」と語っている。それでも両親への敬意からサンチェス氏はどうしても改名する気になれなかった。
結果的にはペルー選挙裁判所はサンチェス氏の出馬を取り消す法的根拠はないとして、届けを受理した。
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