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「メタトロン」について語ってくれるのはバシキール国立医科大学のブラート・テレグノフ医学博士だ。彼がセンター長をつとめる「インフォメディス」医療センターでは「メタトロン」が病気の診断に積極的かつ、うまく活用されている。この機器が選ばれたのは、「メタトロン」が超音波検査やMRIでも時として見えないものを見えるようにしてくれるからだ。
ブラート・テレグノフ氏がスプートニクに説明してくれたところによると、「メタトロン」を使った診断の原理は次の通りだという。「人間のあらゆる細胞と組織には、それぞれに特有の重力と周波数があり、他の細胞とは異なる電磁波がある。「メタトロン」は人間の神経系を通じて、脳を通じて、人間の体から、文字通りすべての細胞から、同時に情報を読み取るのである。メタトロンを使った診断は超音波検査に似ているが、細胞レベルでより完全な診断ができるのである。」
「メタトロン」は小さなスーツケースほどのサイズで、事実上、複数の医療専門家の代わりを務めることができる。例えば、診断を下すには、通常、少なくとも検査を行い、検査結果を持って専門医のところへ行き、さらに診断確定のために超音波検査やCT撮影を受けなければならない。
ブラート・テレグノフ助教授は次のように考える。「「メタトロン」のデータも医師の解読を要するが、他の診断機器よりも優れているのは、診断確定までの道のりを大きく削減し、患者に明確な症状が出る前に異常を発見できる点である。」
そのため、「メタトロン」使用の禁忌として最初に挙げられているのが、7歳未満の子どもという年齢であることを気にする人もいるだろう。しかし、これはこの医療機器が子どもの体に悪影響を与えるからではない。あるインタビューの中で「メタトロン」の開発者であるウラジーミル・ネステロフ氏は自ら次のように説明した。「幼児期の急速に成長する子どもの体のアルゴリズムは常に変化し続けており、相対的に安定するのは7歳頃からである。」
「メタトロン」は日本や東南アジア諸国を含め、31カ国で認証を取得している。しかし、外国で使用するために「メタトロン」にはそれぞれの国に合わせた多数の改良版があり、その国に合わせたソフトウェアや名称が備わっている。例えば、アジア諸国では「サクラ」や「金龍」などと名付けられている。
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