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エルドアン大統領はロシアの政治・経済紙「コメルサント」のコラムで、「残念だが、今日、とりわけ米国によるPYDやYPG等の勢力への援助が続いている。シリアの安定と平和を損なう米国の歩みを止めなければならない」と述べた。
ロシア・トルコ両首脳は先に、来月15日までにシリア・イドリブ県における反体制派軍と政府軍の接触ライン沿いに非武装地帯(DMZ)を設ける方針で一致した。また、両国国防相は同県のDMZにおける情勢の安定化に関するメモランダムに署名している。
エルドアン大統領は、PYD・YPG等の勢力の支配下にある地域の解放を重点的に進めていく意向を明らかにした。同大統領はまた、同勢力との闘いを巡り、ロシア側の援助に期待を示した。