スプートニク日本
ウクライナの指揮船「ドンバス」およびタグボート「コレーツ」が20日、同国南部の都市オデッサを出航し、同国南東部の湾港都市ベルジャーンシクに向かった。21日にはクリミア半島沿岸を航海し、ロシアの排他的経済水域に入った。ロシア連邦保安庁クリミア支部国境局は先に、「ロシアの安全を確保するため」同国の沿岸警備隊の艦船がウクライナの艦艇に随行したことを明らかにした。同艦艇は23日午後3時15分、クリミア大橋の下を通過した。
これに際しウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領は、「これら艦艇はアゾフ海におけるウクライナの海軍基地の一部となる。任務を申し分なく遂行してくれた乗組員に感謝している」と述べた上で、同艦艇のアゾフ海進出を祝福した。