クアルコムがアップル非難 「インテルのため秘密技術を窃盗」

アップル製品向けに部品を供給しているプロセッサー製造企業「クアルコム」は、アップルが巨大IT企業「インテル」を支援するため、商業秘密を構成する情報を盗んだとして非難した。25日、クアルコムのドナルド・ローゼンバーグ法律顧問(ジェネラル・カウンセル)の話としてCNBCテレビが伝えた。
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同テレビの情報によると、クアルコムは、マイクロプロセッサーを製造し同社の競争相手であるインテルのチップの評価を改善させる目的で、膨大な量の機密情報をアップルが盗んだとして同社を非難しているという。

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同テレビは、「競争相手が自らの製品を改善することを支援しようとの目的でクアルコムの貴重な商業情報を違法に利用していることは、取り返しのつかない損害をもたらしており、中止されなければならない」とのローゼンバーグ顧問の話を伝えている。

ただ、クアルコムが自社による非難を支える直接の証拠を提供していないことが指摘されている。

クアルコムは、ワイヤレス通信設備とマイクロエレクトロニクスの開発に携わっており、モバイル機器向けのプロセッサー「スナップドラゴン」を製造している。

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