原油価格、米国の対イラン制裁発効に向け約1%上昇

米国の対イラン制裁が11月上旬に発効にされた場合、イラン産原油の供給が減少するとの見通しから、27日、世界の原油価格が緩やかに上昇している。
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日本時間13時54分の時点で、北海ブレント原油先物12月限の価格は0.95%高の1バレル=81.56ドルまで値上がりし、WTI原油先物11月限の価格は1.2%高の1バレル=72.43ドルまで上昇した。

11月上旬に予定されている米国による対イラン制裁の発効が、原油価格を積極的に支えている。

米国は5月、イランの核開発に関する合意から離脱、対イラン制裁を再開しており、エネルギー部門に対する制裁は11月上旬に発効する。米国は、イランからの原油輸出をゼロにするのが目標だと発表した。

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