「中国が選挙に干渉」とのトランプ大統領による非難、専門家が説明

ロシア民族友好大学・戦略研究予測研究所のニキータ・ダニュク副所長がRTとのインタビューで、中国が米選挙に干渉しようと試みているとするトランプ米大統領による非難について解説した。
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ダニュク副所長は、「このようにしてトランプ大統領は、自身が米中両国間の現在の貿易戦争の下で強大な大国を非難することを恐れない、強く勇ましい男であることを世界の世論に再び証明しているのだ。この言明は、来たるべき米議会選挙の文脈で理解する必要がある」と指摘した。

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ダニュク副所長の話では、トランプ大統領は「1発の射撃で2匹のウサギを仕留めること」を試みているという。

ダニュク副所長は、「トランプ大統領は再び、自身が中国を競争相手と考えていること、そして政権の注意が中国に集中していることを示しているのだ。他方では、トランプ大統領は、『再び米国における選挙プロセスが攻撃にさらされ、米国は何もすることができなかった』との非難に対して、選挙直前の時期に自身を守ろうとしている。トランプ大統領は、我々はこれらの意図について知っていると語っており、もしそのような非難がなされれば、自身は過去に警告していたと言うことが常にできるのだ」と結んでいる。

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