トランプ大統領、個別会談をカナダ首相に対し国連総会で拒否 製品への関税課税を警告

トランプ米大統領が、今週の国連総会中、カナダのトルドー首相から受けた個別会談の要請を拒否していたと明らかにした。ロイター通信(日本語版)が伝えた。
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同通信によると、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を巡り、カナダ側の交渉団に不満を持っていることが理由だとトランプ大統領は説明している。一方、トルドー首相の広報官は「会談は要請していない」と述べている。

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トランプ大統領は会談拒否について、「カナダの関税は高すぎるし、トルドー首相は変更を望んでいないようだ。それで、首相には『それはもういい。率直に言って、われわれはカナダからの自動車の輸入に関税を課すことを考えている』と話した」と説明。

一方、トルドー首相は記者団に対し、「カナダにとって適切な合意を得るまで、必要な限り時間をかける」と強調した。

NAFTAの再交渉を巡っては、米・カナダ間で乳製品分野や紛争解決方法などに関して大きな隔たりが残っており、両国による2国間協議は不調となっている。

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