スクリパリ氏事件 3人目の被疑者を英国が特定

英国捜査官らは、ソールズベリーでのロシア軍参謀本部情報総局(GRU)の元将校のセルゲイ・スクリパリ氏と娘のユリヤさん服毒事件に関与したとみられる3人目の被疑者を特定した。テレグラム紙が報じた。
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英国検察は9月5日、ロシア国籍のアレクサンドル・ペトロフ氏とルスラン・ボシロフ氏の2人に対して4項目におよぶ容疑をあげ、その中に殺人未遂行為を含めた。メイ英首相は証拠を上げずにこれらの被疑者らがロシア軍参謀本部情報総局の職員であると断定している。

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テレグラム紙によれば、英検察は、3人目の被疑者もロシア軍参謀本部情報総局の職員で、ソールズベリーを訪れ、ペトロフ、ポシロフ両被疑者のために情報収集にあたり、スクリパリ氏が住む通りの地図を作製し、どのドアを使って出入りしているかを特定したと主張している。

公開情報を元に問題の調査を行う英国の「ベリングキャット」プロジェクトはこれまでも未確定資料を公開してきたが、26日、英検察がスクリパリ氏服毒事件に関与したと疑うルスラン・ボシロフ容疑者は「実際に」ロシア軍参謀本部情報総局の職員で、アナトーリー・チェピガと名乗っていることを明らかにしていた。

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