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「3月に毒殺されかけたロシアの元二重スパイであるセルゲイ・スクリパリは、2017年までNATOの4諜報機関で勤務していた。彼はロシア連邦軍参謀本部情報総局で活発に活動するスパイ数人の身元を暴いていた」と同誌は伝える。
2012年、スクリパリ氏は英秘密情報局(MI6)の職員と共にプラハを訪れ、現地の国家安全保障機関にロシアの活発なスパイ網に関する情報を伝えたという。同誌によると、スクリパリ氏は一部のロシアエージェントを、自らが活発に活動していた時から知っていた。
Focus誌が報じるところ、スクリパリ氏が2016年夏、エストニアの諜報機関に極めて正確な情報を伝えた。これにより「ロシアのスパイ」3人を発見できた。スクリパリ氏はスペイン情報機関(CNI)にも情報を提供していたという。