ラブロフ外相、米国弱体化プロセスを語る

セルゲイ・ラブロフ露外相は国連安全保障理事会の会合で、米ドル支配からの脱却は米国の弱体化に繋がるとの考えを示した。
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国連安倍演説 新たな課題、旧態依然のアプローチ
国連安全保障理事会は27日、ポンペオ米国務長官が主宰する北朝鮮問題に関する閣僚級会合を開いた。

ラブロフ外相は、「米ドルへの過度の依存を回避するために自国通貨を用いることはロシアと中国、ならびにその他国々との関係において行われてきた。米国が国際通貨・金融システムにおける米ドルの地位を濫用すれば、当然のことながら、自国の未来を少しでも危惧する国々は依存を避けるための道を探し始める。この米ドル依存からの脱却プロセスは進んでいき、結果的には米国を弱体化させ、同国の影響力が弱まることになる」と述べた。

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