日本流ビジネス 気分が重い退職届、代わりに出します

退職届を出すことは、誰でも簡単に決心できるわけではない。しばしば一生を1社で働くだけならず、家業引き継ぎの伝統が普及する日本ではなおさらだ。だが現代は状況が違い、より良い仕事の条件とメリットの高い条件を探す用意がある日本の若者がどんどん増えている。これに加え、これからは上司や同僚と気まずい話をする必要もなくなる。日本で、上司と話をする決心がつかない会社員向けに、退職届代行サービスが登場した。
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退職代行サービス「Exit」を運営する1人、新野俊幸さんは以前3社で勤務しており、退職届を出すことは体力と勇気を必要とするものだと身を持って知っている。

新野さんによると、同社は顧客の会社に電話して人事部に退職の意向を伝える。つまり、雇用者と被雇用者の仲介役として活動し、気まずい状況を避けて顧客の時間を節約するよう助ける。会社から顧客に必要な文書全てを受け取ることもサービスに含まれている。

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「Exit」は、ただ助けを求めるだけでなく、自分で退職届をしないで済むなら死ぬ用意もあると告白する顧客や、これほどの反響は予期していなかった。

「Exit」は去年春に活動を開始。現在、月300人ほどの顧客が利用する。価格は正社員で5万円、その他形態では4万円となっている。

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