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筑波大など、血管にコレステロールのプラークが発生するプロセスを初めて観察

筑波大を中心とする分子生物学研究チームが、動脈にコレステロールからプラークが形成される様子を観察し、その誕生に免疫系がどのように関与しているかを研究した。研究では特別な着色料が用いられた。研究結果は学術誌Scientific Reportsに掲載された。
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筑波大学生命科学動物資源センターの濱田理人助教が期待を寄せるところ、これからは、血管内のプラークの量とその成長速度を非常に正確に観察できる。これにより、血管からコレステロールを取り除き、アテローム性動脈硬化症の発症を予防する薬が効いているかを非常に速く確かめて、実験動物の数を減らすことができるようになるだろう。

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動脈内でのコレステロールプラークの発生と石灰化の具体的なメカニズムはまだ分かっていない。

だが研究チームは、マウスの生命活動に介入しないまま動脈内部の動脈からコレステロールの集積に「ハイライト」を当てる方法を発見し、血管からプラークを取り除く薬を開発することに向かう大きな一歩をなした。

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