カイロ近郊で4500年前の墓が見つかる

カイロ近郊の埋葬地サッカラ周辺で作業を行うチェコの考古学調査団は、エジプト第5王朝(前2504〜2347)の巨大な墓を発見した。エジプト考古最高評議会のムスタファ・ワジリ事務局長が発表した。
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ワジリ氏によると、石灰岩とレンガで作られた墓は、第5王朝中期のファラオ、ネフェルエフラーとニウセルラーの治世下に生きていたカ・イラスという人物の墓。ファラオ代理として活動していたと見られ、それを証拠付ける碑文が壁に掘られている。考古学チームはまた、墓の主室で発掘済みのピンク色の花崗岩製の記念碑を発見した。この記念碑は墓の「主人」を表している。研究チームは、この墓の調査を続けていく。

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