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「神の粒子」名付けたノーベル物理学受賞者、レオン・レーダーマン氏が死去

「神の粒子」の名付け親でもあるノーベル物理学賞を受賞者、レオン・レーダーマン氏が死去した。97歳。ニューヨーク・タイムズが報じた。
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レーダーマン氏は1922年、ニューヨークでソ連からのユダヤ系移民家族に生まれた。1978年〜1989年にかけてフェルミ研究所の所長を務めた。

1988年にはメルヴィン・シュワーツ氏とジャック・シュタインバーガー氏と共に、ニュートリノの一種を発見したことでノーベル物理学賞を授与された。他にもウルフ賞物理学部門やエンリコ・フェルミ賞、ウィリアム・プロクター賞、ヴァネヴァー・ブッシュ賞などを受賞している。アメリカ国家科学賞も授与された。

1993年、レーダーマン氏はジャーナリストのディック・テレシーと共著でヒッグス粒子に関する本『神の粒子』(邦題『神がつくった究極の素粒子』を出版した。

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