ロシアと中国に隣接する地域にある米国の研究所は、生物学的脅威の絶え間ない源である=露国防省

米国は高い確率で、ロシア及び中国と隣接する地域で平和的研究を隠れ蓑に、軍事的・生物学的ポテンシャルを増大している。ロシア軍の対放射線・化学・生物防護部隊のキリロフ司令官が発表した。
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キリロフ司令官は、国連によると、今日、米国の管理下にある高いレベルの生物学的保護を有する30以上の研究所が機能し、常に近代化されていると述べた。

キリロフ司令官は、これらの研究所の能力は、特に危険な感染症の病原体に関する全面的な研究を可能にすると強調した。

またキリロフ氏は「研究所を設立する場所の選択は、我々は偶然ではないと考えており、その多くはロシアと中国に隣接する地域(CIS諸国)に位置しており、両国にとって生物学的脅威の絶え間ない源となっている」と指摘した。

キリロフ氏によると、国防省は、米国の生物兵器の運搬手段や使用方法の開発に関するデータを有しており、これは生物兵器禁止条約に反している。

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