韓国、米国の制裁を受け、ロシア船舶の入港を拒否

韓国は、ウラジオストクを拠点とするハドソン社の船舶の入港を禁止した。同社の総責任者ゲンナージー・コノネンコ氏が明らかにした。露紙コメルサントが報じた。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

コノネンコ氏は「そこで韓国当局が入港を禁止している文書を持っている」と述べ、これは北朝鮮との石油取引の疑いのある企業に対する米国の制裁と関連していると語った。コノネンコ氏は、同社は北朝鮮と関わりがないため、同社をブラックリストに載せるのは不当だと指摘した。

ラブロフ外相、北朝鮮や他国への一方的制裁の放棄を呼びかける
コノネンコ氏によると、現在ハドソン社の船舶「バガティーリ」が韓国に向かっている。同氏は「『バガティーリ』が向かっている。韓国当局の入港許可を得るための手続きをする必要がある。彼らは昨夜から受け入れなくなった」と語った。

ハドソン社は、ロシア大使館に助けを求めた。大使館側からは後に、禁止というものは存在していないため、韓国の港への入港で問題が生じるはずはないとの連絡があったという。ロシアのマスコミが報じた。

一方、鉄くずなどのスクラップを積んだ輸送船「バガティーリ」の許可はまだ得られていない。

関連ニュース

インド、ロシアからS-400システムを購入する件で、米国の制裁回避を望む

トランプ大統領、イランに対して厳しい制裁を科すと主張

コメント