サウジ皇太子、安全保障を巡る米国の支払い要求を拒否

サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子はブルームバーグ通信の取材を受け、ドナルド・トランプ米大統領から安全保障提供の見返りとしての支払い要求があったことを明らかにした上で、米国の要求に応えるつもりはないとの意向を示した。
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トランプ大統領は今月2日、ミシシッピ州の支援者集会で演説した。同大統領は、「私はサルマン国王が好きだ」と同国王の支持を表明したものの、サウジアラビアや国王の権力は米軍の軍事支援なしでは2週間ももたないとの考えを明らかにした。

ムハンマド皇太子は、「我々は自国の安全保障の見返りとしては一銭も支払うつもりはない。米国から調達したすべての兵器に関しては支払い済みであり、無償で提供されたわけではない」と述べた。

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